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【ブログ】013-ヘルパー勉強会

今日のヘルパー勉強会のテーマは「重度訪問介護について」でした。
昨日のブログでも詳しく書かせていただいています。
関連記事はこちら★http://own-your-life.jp/2019/08/08/587/

「こんなサービスがある!」「制度がある!」ということは、普段業務に従事している人であれば知っているなと思ったので今日は、1歩踏み込んでみました。

「障害者が自立をする」とか

「自立できる社会を」とかいうけれど

「自立ってなに??」と思いませんか?

経済的な自立?精神的な自立?などと
いいますがいわゆる健常者の人だって
経済的な自立や精神的な自立をみんなしているのでしょうか?

今日は、研修の中で「自立生活プログラム」について話をしました。

以下:引用

自立生活プログラム(ILP)とは

障害者が自立生活に必要な心構えや技術を学ぶ場です。障害者と健常者が共に生きる場をつくるために、まず「障害者自身が力をつけていく場」です。

施設や在宅の閉鎖的な場所で暮らしてきた障害者が社会の中で自立生活をしていく時に、先輩の障害者から生活技能を学ぶためにつくられた、障害者文化の伝達の場ともいえるものです。生活技能とは、対人関係のつくり方、介助者との接し方、住宅、性について、健康管理、トラブルの処理方法、金銭管理、調理、危機管理、社会資源の使い方、などです。

各プログラムの内容は対象者の目標によって決めます。「介助者との関係」や「制度を使いこなす」、「指示を出して好きな料理をつくる」、「金銭管理」、「フィールドトリップ(外出プログラム)」など、自立生活に必要なあらゆることがプログラムとして提供されます。

 

引用:全国自立生活センター協議会 HP http://www.j-il.jp/about-ilp

なんで「重度訪問介護」の話なのに

「障害者自身が力をつけるというプログラムがある!」
という話を私はしたかというと障害者を

「助けてあげなきゃいけない存在」とか

「かわいそう」とか

「何もできない」

と思っているままでは、「一般社会に参加する介助」なんてできないと思うからです。

「できない」やってあげよう

「大変・時間がかかる」やってあげよう

では、ヘルパーさんや親御さんの考えや価値観から抜け出せていないのです。
お手伝いさんと変わりません。

「できない」ヘルパーにどう動いてほしいか?自分で考え伝える。
「大変・時間がかかる」ヘルパーさんと一緒に考えよう!手・足の代わりはヘルパーさん、考えるのは、ご本人。

 

後者のように双方が思えることで、失敗し障害者自身の経験を増やし世界を広げられる!
少しの違いですが「障害のある僕、私だからできる経験」になり大きく結果が違います。
KEI愛にかかわる障害がある方には、自分の人生を自分らしく謳歌してほしい!!

というのが社長である啓太さんの願いです。

ただ介助を提供するだけでなくその人が本当に幸せになるために
できる限りサポートをしていきたいです。

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